トーテムアニマル®オラクルカード

あなたを守護するスピリットからのメッセージ

ヒツジ

トーテムアニマルの意味

テーマ……チャレンジに踏み出す

新たな挑戦の準備はととのいました。新たに始めたい、または進めたいと考えていたものがあるなら、今はそれを始めたり進めたりする時です。
あなたのお父さんとの関係性を見つめなおしてみて下さい。父親との関係性がどんなものだったとしても、あなたがお父さんから受け継いだもの、与えられたものがあるはずです。それらの価値を評価して下さい。それらを評価し感謝することでエネルギーレベルが向上し、あなたがプロジェクトを達成するための鍵となるでしょう。
特に知的・学術的な分野や教育に関することで、計画を立て、行動するのに良いタイミングが来ています。
スピリチュアルな成長が促される時期です。あなた自身の感覚が、これまでとは違った磨き方をされ、新しい体験やものの見方を得られるでしょう。
ストレスが多い状態にいると、あなたのエネルギーレベルは下がり、バランス感覚が失われてしまいます。ヒツジのトーテムはあなたが自分自身の強さを感じていられるようサポートします。
新たなプロジェクトや人間関係が始まる時です。グラウンディングすると同時に、歩を進める時が来ています。

 


 

リーディング・メモ

オリエントでは牡羊は神聖な動物として崇拝されていました。
バビロニアでは王の正規の称号は「人々の羊飼い」だったといいます。
カルタゴで崇拝された天の神、豊饒の神のバール・アメンは頭に牡羊の角を持つ堂々とした髭の老人の姿です。
古代エジプトでもヒツジは広く信仰され、大地を肥やし、万物の命をはぐくむナイル川を象徴する神でした。アモン・ラー、オシリス、クエブ、シューといった様々な神のシンボルとなっています。
多産と創造の神クヌームも、神々の王アメン神もヒツジの頭を持つ姿で描かれます。
ヒンドゥー教ではヒツジは火の神アグニが乗る動物とされ、回教では天国に入ることを許された10頭の動物のうちの一つとなっています。
フランスでは最後の穀物が刈り取られると、刈り手は花輪や穀物で飾り立てたヒツジの後について畑の中を行進しました。
聖なるヒツジは祭りや儀式で神々に捧げられると、神聖な墓に埋葬されました。現在ではヒツジを儀式で犠牲にするかわりに、たとえばドイツのテューリンゲン地方ではヒツジの形をした祝祭日のお菓子ゲビルトブロートを焼く習慣があります。
また、現代の、特に日本ではまず出番がなさそうなおまじないですが、ヨーロッパには、外出して最初に出会ったのがヒツジの群なら幸運の印だとか、既婚女性であれば夫に愛されている証だ、といった願掛けをする地方もありました。

もし、トーテムのヒツジが立派な角を持った牡羊であれば、男性性のエネルギーの活性化を助けてくれるでしょう。
男性性のエネルギーは、生きていくために社会や世の中に対し、「切り開いてゆく」「開拓してゆく」という行動につながっています。
ヒツジはこうした男性性のエネルギーと関係が深いことから、ヒツジのトーテムアニマルを持つ人は男性特有の寡黙さや、コミュニケーションの不器用さを持っているようです。自分の考えや感情を相手に伝えることが、あまり得意ではありません。
しかし想像力は非常に豊かで、好奇心が強く、興味をひくものは何であれ追いかけ続けて究めていく傾向があります。
特に、教育や学問の分野でのプロジェクトを成功させることに秀でたサポートエネルギーを持つトーテムアニマルです。