トーテムアニマル®オラクルカード

あなたを守護するスピリットからのメッセージ

蜘蛛(クモ)

トーテムアニマルの意味

テーマ……怖れを手放す

あなたの深い内面の叡智にアクセスし、その波動に同調するためのすばらしいチャンスが訪れています。それによって、斬新な展望が開ける可能性が高まっています。
直感は、肉体の感覚を通してやってきます。あなたの体は何を感じているでしょうか? 自分の外側に答えを捜しにいくよりも、体の感覚を通してやってくる直感を信頼して下さい。
停滞し、行き詰まったように感じたら、心をオープンにしてすべての可能性を見、あなたの前には無限の選択肢が開かれていることを感じて下さい。そして、そのオープンな心で選択・決定を下してください。
あなたがかつて怖れていたものは、実は全く無害だったことに気づくでしょう。怖れは手放され、その分また一つあなたは自由になります。
取り組もうとしたり、関係を作ろうとしているもののなかに、謀略やトラップが潜んでいないか注意深く見て下さい。
ありふれた世界にとどまり続けるよりも、伝統や習慣に縛られずに独創性を発揮して下さい。特に、文字や文章を書くことにおいて、クリエイティビティを自由に、遊び心をもって発揮しましょう。大自然から与えられるインスピレーションを受け取って下さい。
食事を通して体を浄化するのに良い時です。健康的な質の良い食べ物を摂って体の中の汚染物質取り除きましょう。依存症治療の効果が上がったりするでしょう。
ジェンダー・アイデンティティをクリアーにしたい時にもクモのトーテムアニマルは良いサポートをもたらしてくれます。
 


 

リーディング・メモ

クモを神々の手先であると見なしている伝説は、北部アンデスのチブチャ・インディアン族などに見られます。彼らの伝説では、死者はクモの糸で作った舟で死の池を渡ると信じられており、クモに畏敬の念を抱いて決してクモを殺すことをしません。
南米のネイティブアメリカンの神話には、クモの糸が下界から上界へと登るための階段であると信じているものが複数あり、「天使の梯子」または「ヤコブの梯子」で神々と人間が交流していたという「創世記」との共通点を見ることができます。
また、マホメットがメッカで敵から逃げて洞窟に身を隠した時、マホメットが洞窟に入るとすぐに洞窟の前に一本の樹が生えました。一羽のハトがそこに巣を作り、さらに一匹のクモが入り口とその樹の間に巣をつくりました。やってきた追っ手たちはそれらを見て近頃この洞窟に入った者は誰もいないと思いこみ、マホメットは難を逃れることができました。これと同じような話は、ヘロデ王の残虐行為から逃げていたイエス・キリストの伝説にも出てきます。

クモははまってしまったトラップから抜け出すことをサポートしてくれる強力なパワーを持っています。
クモのトーテムが現れた時は、環境が生み出す波動にあなたがとてもセンシティブになっていることを教えてくれています。あなたはとても強い人ですが、この時期は、快適であること、自分自身を育てるためにできることは何でもして、いつもに増して自分自身を優しく扱ってあげて下さい。
同時に、デトックスを司るトーテムでもあり、人生そのものや、肉体、人間関係などからできるだけ「毒を抜く」必要がある時期にあらわれて導いてくれます。例えば「禁煙」などもサポートしてくれることでしょう。
意識を成長させるためにかつて必要だったけれど、今はもうそれを必要としていないことを、素早く手放すことを助けてくれます。

クモのトーテムを持つ人は、状況をさまざまな角度から見ることが得意です。
また、非常に優れた表現力を持つ、魅力的なストーリーテラーです。詩人、作家、ライターの良き守護者となるでしょう。
クモのトーテムを持つ人は、一人でいること、バックグラウンドにいることを好みます。そのポジションの方が集中して取り組めるのです。
第一印象は怖がられることもあるかもしれませんが(?)、多くはシャイで優しい性格の持ち主で、出歩くよりも自宅にいることが大好きです。
また、男性性と女性性、生と死、過去と未来など、さまざまな人生の両極性の間にバランスを見出すことに興味を持っています。
日本には、「下がりグモは想い人を連れてくる」という俗信があります。クモのトーテム持ちはシャイな人が多いですから、思い切って意中の相手にアプローチしたい時のきっかけ作りのサポートを頼むと良いかもしれません。