トーテムアニマル®オラクルカード

あなたを守護するスピリットからのメッセージ

鹿(しか)

トーテムアニマルの意味

テーマ……同性の仲間

あなたのいる状況が、攻撃的または否定的なものになっていませんか? 安全でホッとできる状況や優しい人々の中に身をおき、自分自身と他の人たちに優しさを持って下さい。
同性の友人、仲間をさがして下さい。そして同性の友人だからこそ、彼らからあなたが得られる評価やフィードバックに注目して下さい。
誰かに対し、腹を立てたり、裁きたくなったりする気持ちがあるなら、深い森の中にいるときのような静寂な心を取り戻してそれを手放して下さい。
間もなく妖精や、森の精に接する機会があるかもしれません。
今までにも増して、直感と本能を信頼して下さい。そして優美さと繊細さをもって行動して下さい。
様々な体験と洞察の待つ、わくわくする冒険に出発する準備がととのっています。
今は、はっきりした方向性を持たずにさまようような段階にいます。自分にとってのベストなペースを整えて進み続けて下さい。そしてその道のりを楽しんで下さい。
あなたが中立でいれば、クリアーな意識と意図、そしてスピードをもって、機敏に方向性を変えることができます。
あなたのインナーチャイルドは、守られ、優しく育ててもらうことをたった今必要としています。

 


 

リーディング・メモ

頭部に鹿の角を持つガリアの神ケルヌノスの起源は中石器時代にまでさかのぼることができます。
ピレネー山脈のアリエージュ洞窟の壁画には、司祭が鹿の角を頭につけて祭儀をおこなっている姿が描かれています。オランダのグンデスドルプから出土した青銅器の大鍋にも鹿の角を持つ神の姿が彫られています。
七福神の寿老人が連れているのは鹿です。仙人が乗る動物は鹿だとされていました。
鹿は狩猟の対象として、肉、角、内臓、毛皮が利用され、骨は占いに利用されました。角は漢方薬の鹿茸(ろくじょう)の原料になります。
また日本においても鹿は神の使いとされ、不老長寿や出世の神とされて信仰されました。鹿島神宮、春日神社などは鹿を神聖視しています。
ユダヤ教では贖罪をあらわす聖獣でした。ギリシャ神話の女神アルテミスは、黄金の角と青銅の蹄を持ち、矢よりも速く駆ける鹿を聖獣に従えています。
仏教では、ブッダが悟りを開いた後、最初にその説法を聞いたのは人ではなく、森の鹿たちだったということになっています。
このように世界中の文化で、鹿は神秘的な力を持っている、または魔法との関わりが深い動物と位置づけられてきました。

鹿の気品あるたたずまいが示すとおり、鹿のトーテムアニマルを持った人はふるまいにどこか気高さがあります。激しい独立心を持っており、誰かから援助を受けるよりも、自分自身の強さに頼ることを望みます。
もし誰かからあなたが不当にぞんざいに扱われたと感じたら、鹿のトーテムアニマルを呼んで自分の尊厳を取り戻すことを助けてもらいましょう。
異性愛者であるか同性愛者であるかにかかわらず、同性の友人が多いでしょう。
鹿のトーテムアニマルを持つ人は、森や緑の中でエネルギーがチャージされます。もしイライラするような時は、イメージだけでも緑豊かな場所へ心を飛ばして、リフレッシュすると良いでしょう。
また、体力と持久力の両方が求められるようなプロジェクトを進めている時には、鹿のトーテムアニマルを呼んでサポートをもらって下さい。