トーテムアニマル®オラクルカード

あなたを守護するスピリットからのメッセージ

ヘビ

トーテムアニマルの意味

テーマ……劇的な変化

あなたは、まるで生きながら生まれ変わるかのような劇的な変化を経験しようとしています。
これまで以上に、目に見えないエネルギーの波動を感じることになるでしょう。
あなたは人・動物・植物・大地を癒すヒーラーです。
新しいチャネルが開かれようとしています。感覚を研ぎ澄ませて、心に注意を向けて下さい。

 


 

リーディング・メモ

ヘビは古代から世界各地で信仰の対象とされてきました。
まさに「生まれ変わり」を象徴する脱皮という生態、また手足がなく長い体を持つことから、人々はヘビを死と再生、そして生命力の象徴と考えたのです。クンダリニーのエネルギーもヘビに比喩されることがあります。ギリシャでは大地の女神ヘラを象徴する神聖な動物でした。
北欧神話の「ミッドガルドの蛇」をはじめ、世界にはヘビと宇宙の創生を結びつける伝説が数多く残っていますし、無限を象徴する動物として、尾を噛んだヘビの姿は神秘的です。ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」には互いの尾を噛んだ2匹のヘビがあしらわれた護符アウリンが出てきます。

臨死体験のような劇的な体験を経て、ヒーリングの能力が高まった人にはヘビのトーテムアニマルがいます。
難解な形而上学や古代の土着のスピリチュアル文化に興味があって、それらにとても親しみを感じる人も多いことでしょう。
ヘビのトーテムアニマルを持つ人は直感や虫の知らせが鋭く働きます。また、初対面の人とはうち解けにくくクールに振る舞うか、必要以上に自分を明るく見せようとする傾向がありますが、ひとたび親しくなると、とてもあたたかく自然体で心を開きます。

日本ではヘビが水辺や湿地に多く生息することから、水の神またはその使者と見なす信仰がありました。豊作を祈ってヘビに雨乞いをしたり、水利が豊かになるよう祈願する風習は全国に見られます。
また日本でお正月に飾る鏡餅は、とぐろを巻いた白ヘビの姿をかたどったものだそうです。
ヘビは弁財天の使者ともいわれ、金運に御利益のある動物としての側面も持っています。「ヘビの抜け殻を財布に入れておくと金持ちになる」とか「ヘビの夢を見るとお金が入ってくる」という言い伝えがあるのは弁財天との結びつきでしょう。弁財天はヒンドゥーの女神サラスヴァティーですが、サラスヴァティーとはサンスクリット語で聖なる川の名前をあらわし、それは水神様という性格として弁財天にも受け継がれました。水辺に住み水や雨を司るヘビとのつながりにもうなずけます。

一方、医療や薬学のシンボルとなっている通り、ヒーリングとも縁の深いトーテムアニマルで、ヒーリングが必要な時にあらわれて肉体や感情を癒す必要を教えてくれます。
杯に巻き付いたヘビは「ヒュギエイア(ハイジア)の杯」と呼ばれ、ヨーロッパの薬屋さんの看板にこの意匠が描かれています。
杖に巻き付いたヘビの姿は「アクレピオスの杖」と呼ばれ、医療のシンボルで、世界保健機関=WHOのシンボルマークには世界地図とともにこの意匠が描かれています。薬や医療とのつながりは、ギリシャ神話が元になったモチーフです。エジプトでも、医師達は病を駆除するために病人の家に本物のヘビを持ち込む習慣がありました。

もしもトーテムアニマルの種類がコブラだった場合は、エジプトの女神イシスとの深いつながりを意味しています。コブラは、今すぐ決断して行動を起こす必要がある時に、力強いサポートをもたらします。
ニシキヘビだった場合は、特に人生そのものが大きく変わるような劇的な変化がやってくることを意味し、その学びを通しての成長をサポートしてくれるパワーを持っています。